Engineering Bear

野球とエンジニアリングを楽しむブログ

あけましておめでとうございます&BaseballPlayStudyでLTしてきました

あけましておめでとうございます。
新年一発目のブログです。
…とはいってもネタは先月、去年内の出来事ですけど…

TL:DR

  • 野球好きが集う一大イベント、BaseballPlayStudyにてLTを行ってきました
  • お題は誰でもみれる打席結果を集計して分析を行った、というものです
  • あまり大きくは目立てませんでしたが、資料作りからLTまでの流れを楽しんで実施できました
  • 周りのレベルが皆高い…自分も負けないよう頑張ります

BaseballPlayStudyでLTしてきました

今回は、先月12/12(水)に行われた、下記勉強会で登壇したことを書きたいと思います。
bpstudy.connpass.com

この勉強会、名のとおり「野球」についての勉強会で、
4年以上毎年春と冬に開催されている野球好きが賑わう一大イベントなのです。
Twitterでも今回、前回は開催中ハッシュタグがトレンド入りするなど名の知れた勉強会です。*1
本来このようなHOTなイベントの感想ブログは発表したらすぐ書くべきなのですが…
色々あって*2新年最初のブログとさせて頂きます。

LTのお題について

LTに使ったスライドをあげておきます。
speakerdeck.com

お題は、
「気軽に手に入る成績データで野球分析をしてみた〜山田哲人の復活とフライボール革命を添えて〜」
です。

お題の理由

理由はスライドにあげている「同じような打席結果が多くなった時って好調or不調なのかも?」と疑問に思ったことが第一なのですが、
前回、前々回のエントリーにあげているようなスクレイピング&データ加工の勉強をちょうどしていたのと、そのタイミングでいつかはLTしたいと思っていたBaseballPlayStudyのLT募集のお知らせを見て、「じゃあこの勉強の成果を発表しよう!」と思ったのもきっかけの一つです。

裏話

LTを応募した時点でpandasやrequestsはある程度触っていましたが、ちゃんとスライドにあげているような資料まで結果を持っていったのは応募してからです。
正直、副題の一つである「フライボール革命」については起きているだろう、という目論見でLTに応募し、分析をしていたので、結果を出した時は焦りました(笑)
スライドにある「マッスルボール革命」はそんな結果から無理矢理導いた結果ですw 最初応募した時はそんな結論に至るなんて思いもしませんでしたw
あと、山田選手もある程度「こんな感じだろうなあ」と思って分析していましたが、予想と違ったら違ったで興味深い結果になったので、その時は楽しかったです(小並感)。

分析&スライド作りについて

LTに応募して採択されたところで、分析とスライド作りを始めました。
もともと分析用プログラムはある程度作っていたので焦りはありませんでしたが…
やはりスライド作りはまだ慣れないです(笑)

分析

細かいプログラムの話は前回、前々回のエントリーで述べたので割愛します。
詳しい話はこちら↓(宣伝)
kumappp.hatenablog.com

苦労したのがグラフとして可視化するところで、打席結果を集計した結果の数値は色々出てくるのですが、
それをうまい具合にグラフとして表現するにはどうしたら良いか、といった点であまり知見がなく試行錯誤していました。
そんなところ、普段から参加していたもくもく会で分析に詳しい方から
「こう表現したら良いのでは?」
とアドバイスを頂き、結果グラフとしてわかりやすさが向上し、発表するに足りるくらいのものとなりました。

具体的には、今回のスライドのグラフでは、打席結果を「打球角度」や「打球方向」別にグルーピングして集計した結果を出していますが、
アドバイスを頂く前は打席結果をそのまま集計していたため、対象データ数が多くグラフとして視認性に著しく欠けた形となっていました。
冷静に考えれば当たり前のことのような気がしますが、発表時期が迫っていて盲目的になっていたので、とても助かりました。*3

お礼も兼ねてもくもく会を宣伝します。
強者も初心者もバランスよくいて、それでいて質問とかもしやすく過ごしやすいもくもく会です。
※下記リンクは前回開催された時のページです
retty.connpass.com

スライド作り

前回のLTもそうでしたが、普段業務でスライド作りをほとんどしない故、探り探りスライドは作ってます。
今回のスライドも、前回のBaseballPlayStudyで登壇した方のスライドを参考に作りました。*4

一番困ったのは、発表時間が6分しかない(LTだしね…)ので、スライドを最小限に減らす必要があることです。
多すぎると発表できないのはもちろん、伝えたいことも早口になり伝わりづらくなってしまいます。(おまけに私は滑舌も悪いので余計…)
てな訳で一度ネタ部分、伝えたい部分全部載っけたスライドを作りました。*5
そしてそこから、スライドを最小限にするようカットする場所を選択します。
当然ながら、その場合カットされる場所はネタの部分になるので、涙ながらネタを減らし最小限にスライドを減らしていきました(笑)

f:id:kumappp:20190114222621p:plain
振り返りのこのスライドは挨拶代わりのネタとしてちょうどいいと思ったのですが(笑)

まあ、そもそもLT応募した時の概要に

分析テーマは、「山田哲人の復活の理由」と、「日本でもフライボール革命は起きているのか?」です。

ってうっかりテーマを二つ入れてしまったことが最大の原因なのですが…
何はともあれ発表練習してもギリギリ話切れるレベルまで削ぎ落としました。
発表時の資料は、完全版と比べてスライド枚数はもちろん文章量も減ってます*6

いざ、当日

当日、早めに業務を切り上げ、カフェで最終確認をし、いざ発表の地へ

自分の順番は、主催者である佐藤さん(@haru860)(ちなみに大トリ)の一つ前という、ハードルの高そうな*7順番になってしまいました。

発表

自分の発表を待つ間、他の登壇者の方の発表をきくわけですが、
おお〜っとなるものからクスッとなるものまでまあ色々あるんですけども、
とにかく、やっていることのレベルが高い!
技術的な意味ではもちろん、資料のレベルが高い…
初登壇の方でも資料がかなり作り込まれていて、スライド作りは慣れてそうだな〜と感じました。

そんなこんなで発表の時間がやってまいりました。

発表中は資料の多さに自分の滑舌の悪さも相まって最初の方はかなり早口になっていました(汗)
ただ、後半からは慣れて自分のペースで喋れた…と思います。
とりあえず最終的に「マッスルボール革命が起きている」を前面に出して〆れたのは良かったです。(笑)

発表中はもちろんTwitterで自分の発表の感想の様子は見れませんが、終わった後見てみると
皆さん色々感想をつぶやいてくださって助かりました。
いくつか抜粋をば。

後いくつか感想ブログも見させて頂きました、感想くださった方本当にありがとうございました!

打ち上げ

懇親会にも参加しました。
bpstudy.connpass.com

登壇した方と色々話が出来、とても楽しかったです。
上述したような、分析してみたら予想外の結果になって方針を変えたことに共感してもらえたり、技術的な裏話を聞けたりなど。
やはり野球好き勉強会の懇親会と言うだけあって、終始野球談義で盛り上がりました。
私は野球好きならどのチームのファンでも楽しく話せる自身はあったのですが、
そんな私でも聞いたことがないようなネタ(主に現地ネタが多い)がたくさん聞けて、
一野球ファンとしてもとても充実した時間を過ごせたと思います。

まとめ&これから

まとめ

振り返ると、自分の興味ある分野でのLTをすることは、
単純にモチベーションあげられるのはもちろん、技術的にも「発表」という一大イベントをゴールとして
逆算的に必要な手段を洗い出して集め、実施に移れるので
エンジニアとしてとても有効なのでは、と感じました。
LT駆動開発とか締切駆動開発、といった話はたまに聞きますが、
今回それの良さを身を以て感じた次第です。*8
半ば勢いで申し込んだLTでしたが、本当に有意義な時間を過ごせたと思います。

これから

野球の勉強会こそBaseballPlayStudyしか今はありませんが、
別に普通の勉強会でも、野球を通して身についた技術力を発信するのは良いかと思うので、
今年はそういった勉強会での登壇も目指してこれから勉強頑張っていこうと思います。
また、BaseballPlayStudyは次回おそらく開幕前の3月になると思われますが、
そこでもLT(採択されれば)します!
内容は、まだ考えていませんが(笑)

遅くなった感想は、以上です。
今回のBaseballPlayStudyを通じて知り合えた方、3月また会いましょう!

*1:書いててそんな勉強会で登壇…もとい登板したのか…という気になってきた

*2:多忙とか他にやることがあったとか理由はあれど、一番は発表して気が抜けてしまった…というところです(反省)

*3:あとスクレイピングについての注意事項も頂きました、それがなかったらすごく短いペースでデータサイトにリクエストを飛ばしてサーバをダウンさせていたかもしれない

*4:今回のスライドで使ったKeynoteテーマも参考にさせてもらいました(笑)

*5:speakerdeckにあげたのはそのカットする前のものです

*6:なお「山田のトリプルスリーはノルマ」ネタは発表直前にハッと思いついて発表版にのみ入れた

*7:印象に残らなそう的な意味で

*8:良くも悪くも、自分のやる気を出すにはこの手段が最適ってことがわかりました(笑)